一ヶ月

社会人となって1ヵ月あまりが過ぎ去りました。
あっという間に過ぎたけど、一日一日が忘れられない日々。
ふがいない自分に腹を立てる日もあれば、よくやったって思える日もあった。
その中で会社に対して、社外に対していろいろと思う毎日。
前にも言ったけどすごく新鮮で楽しい。




1ヵ月の中で芽生えたこと、それは当事者として考えること。
会社の内部の問題などを指摘していくことは多いものの、
最初は評論家みたいなことばっかり思ってた。
もちろん悪いことだとは思わない。
むしろ新人として会社の問題点を発見することは必要なことだと思う。
でも、時としてその考えが浅はかであったり、会社が前に進むことまで考えてなかったりすることも多かった。
いろいろと考えては次の日に自分に反省する。
そういう毎日が多かった気がする。
問題点を突いてるだけの社員でも貴重な存在となりえるかもしれない。
でも考えてみれば僕は会社の中の一社員。
ならば問題点の根本まで明らかにしたうえで、それを変えるアクションを起こす人材でありたい。
これは社外秘でもなんでもないから言ってしまうけど、
あと5,6年すると社員の半分以上がいなくなってしまう。定年でね。
実はとてつもなく平均年齢の高い会社なんです。
HPにのってる平均年齢は間違ってないけど、実はちょっと裏があるんだよ。
そういう意味で去年より再開した採用活動によって入社した社員に対する期待はとんでもなく大きい。支店に移るとその状況が苦しいほど伝わってくる。
だから、浮ついたことばっかり言ってるわけにはいかない。
問題点を突き詰めて、どう改善したら会社に1円でも多くお金を落とせるか考えなきゃ。
もちろん考えるだけじゃなくて、どんどん動いていかないとダメだよね。
新人だからできる範囲が限られてるって最初は思ったけど、
新人だから範囲なんてなくてミスを恐れないでなんでも挑戦できる。
常に「キミらのミスは挽回してやるから、やってみろ」って上長から言われてる。
社内に評論家は要らない、原因を突き詰めて改善に動く人間が必要。
僕はそう思う。
会社の何が悪いかだけじゃなくて、じゃあ自分は何をするか。
そういう意識を生むことができたこの1ヵ月はきっと充実してたんだろうな。