甘い一日
息抜きにザ・エージェントを見ました。最後はなぜか感動しました。
トム・クルーズはかっこいいね。でも助演の男性の方が、演技に味がありました。
あの助演を彼がやらなかったらあまり感動しなかった気がする。
話としては多いに感動したんだけど、スポーツエージェントの役割について考えると、
現在はプロ野球でも問題になりますね。そこまであこぎな商売ではないと思うけど。
結局クライアントの数が多くても少なくても、エージェント次第でなんとでもできるじゃん。
そう思わずにはいられなかったよ。仮にトムがあのSMIにいたとしても、あのメモを見せないで、
これまでのクライアントに対しての接し方を変えれば(いや、フリーになっても変わってない気がしたけど)、
あとは選手の質次第じゃないの?って思わずにはいられなかった。
それこそ彼が言うように、彼の力で大きくした会社ならば、出世して会社を革新することのほうが、
よっぽど、スポーツエージェントを見直すことができるのに。って思ったりして。
エージェントは契約の問題をすっきりさせて、あとはどれだけスポンサーをつけられるか。
選手がプレーに集中できるように、すっきりと契約面をエージェントがまとめることだけ。
この前の、ワールドサッカーダイジェストによると、チェルシーのジョン・テリーは、
「レストランの予約、日用品の買い物、バカンスに出かけたときに愛犬の面倒」も
エージェントの仕事としているらしい。
「日常の雑事に心や体を奪われていたら、ピッチでは絶対にいい結果なんて残せやしない」から。
選手としては1対1でエージェントがつけば言うことはないかもしれないけど、
雑務をきっちりとこなせることが第一でそれ以上は考えてないんじゃないかな。
エージェントの理想を追ったまでの映画であって、選手が見たらドライな感想をこぼしてしまいそうだな。