利益追求と社会貢献

今週の東洋経済をご覧になったかたいらっしゃるでしょうか。トピックがトピックなので購入しました。

ソフトバンクの頑張り、戦略がよくわかりました。孫氏の考えもご立派であらしゃいます。

しかし、現在の通信事業(携帯は除きましょう)電話、ブロードバンド事業において、収益を出す構造とは?
意外や意外、ソフトバンクだって好調を感じますが、1000億を超える赤字。

携帯にも触手を広げるとのことだけど、それだけの体力があるのかどうか?

光通信IP電話と鼻息荒いこの業界。ソフトバンクの参入により、成長企業に見えるけど、

収益の問題を考えると決して、楽な業界と考えることはできない。KDDIだって苦しい。

電話料金の値下げにより、NTTはソフトバンクに匹敵する価格を来年1月にはスタートさせる。

通信業界最後の聖域とまで、象徴された電話基本料金も崩れ去った。

その中で各社、収益をしっかりと出すことができるのだろうか。

NTTとてその収益の大部分をBB事業ではなく、固定電話事業によりえている。

BB事業の市場拡大がはかられるまでは、そうとうに厳しい時代となることは間違いなさそうだ。

携帯事業におけるもたれかかりも当然少なくはないはず。

CSRというキーワードが囁かれるこのご時世ではあるが、社会責任を考えることだけが企業の使命ではない。

巨大資本に対して、CSRの重要性が求められ、調子に乗りながら多角経営に励み、こける企業だってある。

とはいえ、新興が出て来る中でメイン事業だけで足りないものを、他の事業などによって生まれる、

ブランドイメージによって補足していくことも必要になる。

ミッションステートメントを維持していく上での、利益追求と社会貢献。

ソフトバンクのように、新価格をもたらし、競争を巻き起こし、消費者の目を覚ましたこともその一つか。

むむむ。サービスを売ることだけが、企業の目的じゃあない。顧客の創造?わかってるよピーター。

サービスを通して、消費者に何を伝えるべきか。自社ブランド?通信界の将来?より豊かな生活の可能性?

ん〜、わかんない。来年から勉強じゃ、そう答えは現場に入って初めてわかるのだ!