いつもといえば
新撰組→逃亡者→F1中継(隔週)のプログラムがあります。
新撰組は相変わらず。特筆すべきことはありません。
逃亡者、面白いですねぇ、阿部寛かっこいいですねぇ。
途中まではやっぱりっていう展開だったんだけどここ数週間は裏切られっぱなしです。
わかりません。今後どうなるんだろう?
ただ窮地になると人が撃たれるっていう展開はちょっといやになってきました。
F1第15戦イタリアGPです。セリエAの開幕に伴って、このイタリアの週末はいいですね。
昨日、格下相手に苦労したミランのカカがフェラーリのガレージにいました。
カカがよくない空気を持ってきたのか、レース開始直前に雨が降ります。
ルーベンスは軽めだから乾き始めている路面だけどウェットでスタート。
なんとオープニングでミハエルがスピン。バリチェロのリードも路面の湿り気と共に消え去る。
面白いレースだったと思います。残り15周まで誰が勝つかわからないレースは久しぶり。
でも、その後はいつもの光景でした。フェラーリが強すぎるってこと。
いつもと違うのは赤いヘルメットが2番目にいたってことかな。よかったねルーベンス。
ま、当然今回も優勝者にふさわしいのはシューマッハです。
バリチェロは勝たせてもらったわけです、マイケルとF2004にね。
ここがF1をつまらなくする1シーンです。なんでそこでレースをしないのか?
そりゃ、いつもお世話になってるかもしれないルーベンスに譲る気持ちはわかります。
でもさ、面白くないじゃん。あれじゃぁ。ティフォシだってレース見たいでしょ。
もうコンストラクターズもとってるんだから見せて欲しいよ、レースを。
今年のマシンを考えれば、マイケルを倒す土俵にいるのはルーベンスだけだよ。
ま、ありがちな愚痴はこれくらいにして他のシーンに目を向けてみます。
BARはよかったですね。バトン表彰台、琢磨4位。この2人は順当なオーダーかな。
来季BARを離れるバトンだけど、しっかりとチームに貢献してます。
エンジンとブレーキに苦しいこのモンツァだけど、チームもマシンもよく耐えた。
そこが、今回のマクラーレンとウィリアムズに勝った理由だし。
悔いがあるとすれば、琢磨のスタートとシューマッハを抑えきれなかったシーンかな。
ぜひともあのシーンは耐えてほしかった。やっぱりミハエルのプレッシャーと巧みさはある。
でもあのブレーキングの後のシケインはやっぱり焦ったかなって印象でした。
あそこを我慢できれば、レースも違うものになっていたかもしれない。
もちろんレースに「たられば」はないけど、成長への1つのステップを垣間見ました。
でもその後の力強くて、なによりもコンスタントにいい走りができたことは、よかった。
いいドライバーに近づいているのをひしひしと感じ取ることができます。
なんとしてもバトンをやっつけてほしいものです。鈴鹿ではなんとかポディウムへ・・・。
ルノー、マクラーレン、ウィリアムズはエースドライバーが気を吐いている状態。
来季の状況がまさにレースへのモチベーションを左右していることがわかります。
トゥルーリやクルサードはしょうがないよね。特にトゥルーリは可哀そう。
ブリアトーレは残り3戦を考え直さないといけないでしょう。
トゥルーリを更迭してフィジケラを引っ張りヴィルヌーヴをザウバーに置く案も
あるみたいだけど、あんまり現実的ではないかな。BARの2位は決まったかも。
とにかく残り3戦、特に鈴鹿は見逃せない。次回初開催の上海は何が起こるかわからないし。