戦争の苦しみ


親曰く、戦争のドラマやドキュメントを見た僕は、常に泣いていたらしい。

ちらっと記憶にはあるけど、いっつもそういうのを見た後には、

「もう、戦争は起きないよね、お父さんとお母さんは戦争に行かないよね」

って夜遅くまで言ってたらしい、しかもなかなか寝付かなかったようだ。

僕が小学生4年生に火垂るの墓を大人しく見てたときはびっくりしてた。



そんな僕が今日「さとうきび畑の唄」を見た。

ああ、昔はこういうのを見て泣いていたんだなって思いながら見てたけど、

昔の僕と結局変わらなかった。

何故か親に電話してしまった。前みたいに泣きつくわけじゃないけどさ・・。

でも少年時代から抱いた、この感情をいつまでも持ち続けるんだろうな。

そのあと、妹にも電話を。


妹に最後に言った一言

「やっぱり、よしこは上戸彩みたいな妹じゃないな」